エティハド航空では、パートナー企業とも協力してエティハド航空サステナビリティプログラムを実施し、地球への影響を極力減らせるような運航に向け真摯に取り組んでいます。
エティハド航空は、2050年までに、CO2の正味排出量をゼロにします。これは、CO2排出量を、大気から失われる量と同量にするという目標です。
これはきわめて壮大な目標ですが、エティハド航空では、その達成に向けこれまで以上に大規模な計画を設けています。
エティハド航空は、2025年までにCO2排出量を20%削減し、2035年までには、正味の排出量を2019年の水準から半減させることを目指しています。
エティハド航空は、持続可能な航空燃料の開発を主導しており、最先端の技術を用いて機材の燃料効率を可能な限り高めています。
一方、気候変動への対応は自社だけで完結できるものではないため、 各業界のリーダーである他社からの協力も得て、持続可能な空の旅の実現に向け克服すべき目先の主要な課題の克服に寄与するエティハド航空グリーンライナープログラムやサステナブル50といったプログラムを展開しています。
エティハド航空では、運航に使う紙を極力省くことで、樹木および森林や私たちが暮らす地球を保護しています。
雑誌やマニュアル類は電子版に置き換え、機内で使用する紙を極力減らしているほか、すべてのお客様に、搭乗券をお手持ちのスマホにダウンロードできる選択肢も用意しています。
エティハド航空では、2020年までに、使い捨てプラスチック製機内用品を41品目減らし、プラスチック埋め立て量の17トン削減に貢献しました。また、より環境に優しい新たなエコノミークラスの推進により、2022年度末までには、使い捨てプラスチックの使用量を80%削減し、プラスチック製機内用品をほぼ100品目減らす予定です。
機内で必要な水の量も、関連データを用いて正確に計算しているため、無駄な水を減らし、CO2削減にも役立てています。
またパートナーからの協力も得て、より騒音の少ない機材を開発し、空港周辺地域住民の方々への影響を減らす方法を模索しています。
エティハド航空グリーンライナープログラムは、グリーンライナーと称する、世界初の持続可能な空の旅に向けた取組みのための専用機材である特注のボーイング787-10型機を旗艦機材として用いるプログラムとして2019年に開始したものです。
航空業界では二大巨頭といえるボーイング社とGE社からの協力も得て開始したエティハド航空グリーンライナープログラムの主たる目的は、持続可能な空の旅の実現に向け克服すべき主要な課題の克服に寄与する新技術を試験的に運用することにありました。
航空業界に対する挑戦状でもあるエティハド航空グリーンライナープログラムは、業界各社に対し、これまでとは異なる思考や行動を迫る内容で、より環境に優しい空の旅の実現に向けた革新や変化のペースを加速させることを目指しています。
今回導入するエアバスA350型機は、世界で最も革命的な機材の1つです。
この機材は、より快適で広々とした空間を念頭に設計された、エアバスの他のどの世代の機材よりも軽量で、環境に優しく、スマートで、静寂な機材です。
エティハド航空なら、私たちが暮らす地球や次世代への影響と旅の狭間で悩むことはありません。
それはエティハド航空が、その公約でもある「より良い地球を見据えた取組み」を着実に実行しているからです。
「持続可能な取組み」は流行りのワードの1つに過ぎないものですが、エティハド航空では、その行動のベースとなる重要な要素としてとらえています。
エティハド航空のために機内で働くグリーンアンバサダーや地上でのサービスを担当する係員を含めたすべてのスタッフが、できる範囲で、より持続可能な空の旅に向けた取組みに努めています。
エティハド航空では、全従業員が一丸となって、持続可能な未来を目指しているため、お客様にも是非エティハド航空の取組みにご協力いただきたいと考えています。
エティハド航空のアブダビ国際空港発着便においては、その約40%で、地上でのサービスに電気自動車を採用しています。
緑色のアイテムを身に着けている客室乗務員は、環境に優しくエコな行動について知り尽くした機上のスーパーヒーローとも呼ぶべきエティハド航空のグリーンアンバサダーです。持続可能な行動に関するご質問やご提案がございましたら、彼らにお声掛けください。
エティハド航空は、塩生植物からバイオ燃料を生み出すといった取組みにより、CO2排出量を大幅に削減できる新しい持続可能な燃料の開発を主導しています。
エティハド航空は、GE の 360 Foam Wash (エンジン性能の向上と燃料消費量の削減を実現する洗浄システム) を試験導入した初めての航空会社です。
機内の客室や化粧室などでは、リサイクルを徹底しています。リユース可能なものはすべてリユースし、印刷不要なものは印刷せず、リサイクル可能なものはすべてリサイクルしています。すべては、廃棄物を極力省くための取組みです。
エティハド航空では、世界各地に生息する野生動物やその種の保護に役立つ確固たる方針やプログラムを設けています。2016年3月以降は、野生生物の違法取引を防止するためのプログラムである「United for Wildlife」にも参加しています。
エティハド航空では、アブダビの廃棄物処理センターである「Tadweer」とも連携し、廃棄物を燃料に転換する取組みも進めています。この取組みは、埋め立てられる廃棄物の75%を2025年までに他用途に転換するというアラブ首長国連邦の目標の達成に寄与する取組みです。
エティハド航空では、世代を超えて持続可能な未来を創造し、より良い世界を後世に遺せるよう一丸となって取り組んでおります。 詳しくは、以下に掲載されているエティハド航空のレポートをクリックしてご確認ください。
エティハド航空の環境保護方針
持続可能な社会を支える金融システム
2020-2021年度版サステナビリティレポート
持続可能な社会を支える金融システムの枠組み