エティハド航空では、私たちが暮らす地球を守るのに役立つさまざまな取組みを展開しており、その一環としてエティハドマングローブフォレストプログラムを開始しました。是非プログラムに参加してマングローブを植樹し、より良い地球の実現にご協力ください。
マングローブ贈呈通知メールを受け取った方は、2024年5月31日までにエティハド航空までご連絡ください。
2022年2月に開始したスターエティハドマングローブフォレストプログラムは、生物多様性の保全や野生動物および環境の保護に焦点を当てたプログラムです。
このプログラムでは、マングローブ植樹を通じて生態系におけるマングローブの重要な役割を認識できる機会を提供し、エティハド航空の持続可能な運航に向けた取組みについてお客様にご理解いただくことを目的としています。
マングローブの森は、鳥や水中で暮らす野生生物の生息場所であり、水質の改善や洪水の防止にも役立っています。
1本マングローブが吸収するCO2はわずか12か月で12kgに達し、一生涯では250kgを超えます
エティハド・ゲスト会員の方は、特典ショップにてエティハド・ゲスト・マイルを使ったマングローブ植樹を選択できます。
エティハドマングローブフォレストは、アブダビのジュベイル島にあります。エティハド航空は、この大規模自然林にマングローブを植えることで、アラブ首長国連邦の厳しい気候条件下でも水や肥料を追加使用することなくCO2吸収量を最大化できます。
アブダビは、エティハド航空のハブであると同時に、マングローブ自生地でもあります。エティハド航空では、そのハブであるアブダビや、アブダビ自慢の豊かな自然環境を守ることに全力を注いでおり、エティハドマングローブフォレストプログラムも、その一環として開始したものです。
加えてマングローブは、最大で熱帯林の10倍に達する二酸化炭素を吸収するため、マングローブ植樹は、最も効果的な地球温暖化防止策の1つとなっています。
さらにマングローブは、沿岸部に生息している生物や海洋生物の保護にも役立っており、非常に多くの海の生き物、動物および鳥の生息場所にもなっています。
エティハドマングローブフォレストプログラムは、エティハド航空、ジュベイル島、Eco Matcher社、The Storey Group、EMEGおよびアブダビ環境庁による協調プログラムで、マングローブを適切に植樹および手入れし生存させるために関係者全員が一丸となって取り組んでいます。
エティハド航空では、植樹後の未来も見据えて活動しています。それは、私たちが一丸となってマングローブの植樹や手入れに取り組めば、生物多様性を高め、沿岸部をより安全な生息場所に変え、気候変動との闘いを後押しできるという想いからです。
科学的調査でも、成熟した熱帯林より2倍から4倍多く二酸化炭素を蓄えることができるマングローブは、陸上生態系の中で最も二酸化炭素蓄積密度の高い植物であることが明らかとなっています。
またエティハド航空の植樹パートナーによる調査からも、マングローブの森が吸収するCO2の量は、マングローブ1本あたりの年間平均量で12.3kgに達し、一生涯では308kg(0.3t)に達することが証明されています。この量は、低燃費が自慢のエティハド航空B787-9型機にてアブダビからロンドンに渡航するお客様お1人につきエティハド航空が削減すべきCO2の量に相当します。
マングローブの平均樹齢は25年で、成熟したマングローブの森が吸収するCO2の量は、1ヘクタールあたり840tに達します。
すべてのお客様がご搭乗のたびに1本のマングローブ植樹に協力すると、エティハド航空は、その運航により排出されるCO2の全量を吸収できます。無論この仮定は持続不能なものですが、持続可能な航空燃料が開発され他の技術的解決策が確立されるまでの当座の取組みとしては、生物や生態系に優れた副次的影響をもたらす極めて望ましい取組みといえます。
エティハド航空が植樹した樹木の詳細は、特別に開発されたTreeCorderと称するアプリを使うことで取得でき、EcoMatcher社のパートナー財団は植樹の際にこのアプリを使用します。エティハド航空は、植樹に係るプロセスの全容を完全に開示する取組みの一環としてこのアプリを開発しました。
TreeCorderには、各樹木に固有の写真、GPSベースの位置情報、植樹日、樹種、植樹した農家などが記録されます。
エティハド航空とEcoMatcher社は、植樹に特化した財団と連携し、この財団を介して、農家所有の土地に植える上質な苗木を農家に提供しています。
お客様からの寄付金は、苗木の生育、農家への配送、農家による必要な手入れの原資となります。樹木の所有者は、それを手入れする農家となりますが、各農家は、お客様からの寄付金があることで、それにより植える樹木が地域社会にもたらすメリットも享受できます。
はい。エティハド航空が提携する財団は、マングローブを手入れする農家を慎重に選んでいます。また農家の皆さんも、エティハド航空のパートナーである財団と同様に、EcoMatcher社と契約書を交わし、適切な手入れを心掛けています。また農家の皆さんには、EcoMatcher社のデジタル植樹マップを使った定期検査を受け、マングローブが健やかに育っていることを保証する義務もあります。